RDMW 〒989-1305 宮城県柴田郡村田町大字村田字西原49 TEL : 050-7110-0524 MAIL:rdmwcs@gmail.com

パフォーマンスボックス／Performance Box

Racelogic社のGPSデーターロガー・パフォーマンスメーター

パフォーマンスボックス／Performance Box 概要

パフォーマンスボックス／Performance Box は、 D1GPでも利用されているドリフトボックス/Drift Boxより、 ヨーレイトーセンサーを省き、ドリフト角度の測定機能を省略した パフォーマンスメーターです。

パフォーマンスボックス／Performance Box は高精度にGPSデーターをロギングする事により、 ラップタイムの計測、 パフォーマンステスト、 スピードディスプレイ、 パワーモード等の表示が可能となります。 従来のデーターロガーに比べて低価格であるにもかかわらず、 毎秒10回という高精度でGPSデーターを記録し、 サーキット走行を突き詰める上での有用なデータが採取できます。 取り付けも吸盤でフロントガラスに張り付け、シガーソケットに電源を繋ぐだけ。 極めて簡便に詳細なデータロギングが可能です。

パフォーマンスボックス／Performance Box データロギング

パフォーマンスボックス／Performance Box はSDカードにデータをロギングします。 64MBのSDカードに約53時間ものロギングが可能です。 記録媒体をSDカードとする事で、取り扱いやPCへの吸い上げも極めて容易になっています。

パフォーマンスボックス／Performance Box でロギングしたデータは専用の解析ソフトウェアPerfomance Toolにて読み込む事ができます。時間、距離、横加速度、前後速度、進行方向、高度、回転半径等の解析が可能です。また、右下にあるように、俯瞰図として走行ラインを見る事ができます。それぞれのグラフ／ラインは拡大縮小表示が可能で、詳細な分析も可能です。また、Google Earthで読み込み可能なデータも出力が可能です。

解析ソフトウェアPerformance ToolはRacelogic社のサイトよりフリーでダウンロード可能です。サンプルデータもありますので、パフォーマンスボックス／Performance Box でどのようなデータ解析ができるのか、まずはお試し下さい。

パフォーマンスツールDL画面
上記ページの上段にあるオレンジの「PerformanceTools Setup - English.zip」となります。

パフォーマンスボックス／Performance Box 動作モード

パフォーマンスボックス／Performance Box データロガーとしての機能の他に複数の動作機能があります。下記にその動作モードを紹介します。

• ラップタイミングモード
  

  パフォーマンスボックス／Performance Box はラップタイミングモードにすることで、ウルトララップ／Ultra LapやP-LAPのようにリアルタイムにラップタイムを表示する事が可能です。また、他のラップタイム計測機と異り、コースによって制限を受けたり計測ポイントにレシーバーを設置する必要がありません(GPS衛星を補足できないトンネル内等の特殊な状況では利用できません)。

  また、パフォーマンスボックス／Performance Box は任意に最大6点までコース内を区切って計測する事も可能です。 不得意区間の割りだしや、改善点の発見、セッティングの突き詰めに有用です。

• パフォーマンスモード
  

  パフォーマンスボックス／Performance Box はパフォーマンスモードにすることで、 走行速度、コーナリングG、加速・減速G、走行距離を表示可能です。

• パワーモード
  

  パフォーマンスボックス／Performance Box は車両のエンジンパワー・トルクを表示する事もできます。 車重を入力する事で、GPSデータから、エンジン／フライホイールパワーを計算します。 ローラー式や車軸式のパワー計測機と事なり、実際の走行状態から逆算するため、 より実質的なパワーの計測が可能です。

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